ブログに入れたニューヨーク州在大学病院の壁に、誰かが書いて、残されているという「
落書き」 をフト思いついて、久方ぶりに読んでみた。
何んらかの病で訪院が重なっていて、フト書いた落書き。
書いた人の、それまでの人生が想起され、一段一段と克服していき、
高い境地と深い悟りの人柄へ、
3年前よりも、改めて、感銘した。
まず最初の「大きなことを成しとげるために、、」
とあるが、今、改めてにんげんは
「大きな事を、成し遂げる事は、どこにも、誰にも、何も、その必要すらなかったのだなぁ、、」
と、思う。
人よりも目立たなければという「
大きな事成し遂げ文明」が、社会や地球の調和を崩している。
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授かったこと
大きなことを成しとげるために
力を与えてほしいと神に求めたのに
謙遜を学ぶようにと
弱さを授かった
より偉大なことができるようにと
健康を求めたのに
よりよきことができるようにと
病弱を与えられた
幸せになろうとして
富みを求めたのに
賢明であるようにと
貧困を授かった
世の中の人々の賞賛を得ようとして
成功を求めたのに
得意にならないようにと
失敗を授かった
人生を享楽しようとあらゆるものを求めたのに
あらゆることを喜べるようにと
いのちを授かった
求めたものは一つとして与えられなかったが
願いはすべて聞き届けられた
神の意に添わぬ者であるにもかかわらず
心の中で言い表せないものは
すべて叶えられた
私はあらゆる人の中で
もっとも豊かに祝福されていたのだ