を八枚の写真で公開。
下級の僧侶が、遺体の、太ももの裏側の肉から尻肉、背中へと切り裂いてから、骨をハンマーで粉砕している。
ハゲタカへの供養で、ハゲタカが食べやすいように行う
遺体処理儀礼だと言う。
遺体分解の方法は地域によって変わるようだ。
こちらでは背中から切込みを入れて、脚へと移っている。
人間中心主義のキリスト教の影響を受けた人には、とても野蛮で残酷な姿に思えることと思うが、
私はチベット山岳民族の歴史のある習俗なので、別に野蛮な姿とは思わない。
チベットは火葬にするための樹木が乏しく、
自然循環の一つの姿なのだなぁ、と思っている。
ただ、生前での功徳の判断によって、火葬・鳥葬・水葬・土葬との、高低の順位意識があったとしたら問題はある。
生前での功徳の判断を、幾人かの僧侶の物差しによってのみ決めることは、そこに
過誤も生じることもあり得るからだ。
遺体処理儀礼にまで差別を生んではならない。
大重罪でで処刑された人であろうと、功徳を積んだ人であろうとも、死ねば等しく、囚われやエゴも無くなったホトケ。真理の存在と成るからだ。
天然自然の「真理」には、相違や差異はあっても、一切の高低上下などは無い。
気持ちが悪くなる人は青字を
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