一対一の勝負をした場合、
どちらが強いかという事を、私はよく耳にしてきたし、
小説の中でも、論議されたような事があった。
多くが「そりゃあ、槍が有利だろう。
槍は柄が長いし、刀よりも間合いが遠くても決められる。
さらに叩きもあるし、穂先を返して、石突きでの攻撃もある、だから槍が有利だよ」
私もそうかもな、、と考えていたので
「実戦剣術研究会」で、私が胴体へ、ぶ厚い空手のプロテクターを付け、木刀をもって、タンポ槍を持った仲間の人と試合ってみた。
槍の稽古をしてきたWさんが、胸を突くと胸・腹のプロテクターへ「ズシ!」と来るものだ。
が、八相構えから、突きに来た槍の ケラ首を叩くのは簡単だった。
幾度突いてきても、木刀で叩ける。
その度に穂先は、私の身体の外へハジカれ、同時に木刀で、Wさんの籠手や腕を撃つ。
Wさんは突きと同時に穂先を返して石突きで足元への攻撃を、繰り返して試すものの、穂先を返す動作の一瞬にWさんの、籠手・腕を撃てる。
しかし、対手の得物と触れての勝ちは二流なので
突いてくる槍先を躱しつつ、Wさんの籠手や二の腕や袈裟も撃つ。
木刀を下段に構えれば、Wさんの裏籠手も撃つ。
また、槍は手元へ入られると、刀には対処不可能だった。
結果として、槍と刀の試合では、圧倒的に刀が有利と判ったのだった。
槍の達人との試合を所望して、さらに研究を深めたいものだ。
但し槍は戦国時代、雑兵が長柄の槍先を横一列に並べ立てての、槍襖(ぶすま)隊があったが、これは、怖いものである。
敵兵も槍襖隊で、両者が激突すれば、
槍先へ粘りのある者が、対手が突いてくる槍柄を「後の先」で、粘り勝ち、槍先ハズしつつ、対手の胸・腹へ槍先を突き入れる事だ。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
8月10日に体育館を借りる予約をした。
youtyubuへ入れるための剣術動画を撮影するつもりだ。=========================