(その4)
合っし撃ち。押し斬り。足斬りなど。
剣術では対手の斬撃を、もし受けざるを得ない時は、刀を垂直に立てた受け流しで・即・斬ること大切。
(ポン!ポン!ポン!の棒振り状とはならない。
時代劇映画のようにチャン!チャン!バラバラ!ともならない)
真剣での斬り合いの打撃は、自分が斬られるか、相手を斬るか一機・一気の、いのちを掛けての
「刀勢」となるからだ。
また、ヘタに受ければそのまま
「刀勢」 で押され、即、腕・首根を押し斬られる事もある。
が「押し斬られることもある」と言うだけで、これに対応する、技もあるが、一応。
剣術は奥の深いもので機に応じ、様々な対応があります。
(木刀の先が薄茶色で、ヒゲが出ているのは、テープを巻いたからです。
槍や薙刀の柄を叩き付けると、ガン!と衝撃が大きく、木刀にヒビが入り、やがてガサつき、やがて折れました。
なので、木刀の折損防止のため、厚めのアルミ箔テープを巻き付け、その上にガムテープを巻き付けている)
剣術で重要なのは、平静で禅的な生死(しょうじ)を超えて、自分から間合いの中へ入って行く、
猛気・勇気とぞ思う。
(この点では「薬丸示現流」は、理を得ていると言えよう)
ナイフへの対応は剣先へ体を乗せて撃つように、下から掌底で対手の顎・または鼻を撃つ。
(ま、相手の腕を体でキメて倒すなど、さまざまにあるが)
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