「今考えよう!!未来のエネルギー」(2013.5.18/福井県越前市)
京都大学原子炉研究所助教、小出先生は、皆さんへ先生と呼ばないでくださいと、昨年の初めに宣言した。
でも私は、小出先生の反原子力発電運動の43年の歴史に只々、頭が下がる。
科学者だけでなく、生物学・古代史・世界歴史・近代史・世界観・人間観ともに
ブッダを想わせる、優れた哲人学者だからである。
ふくしまF1の大事故が進行中なのに、多くの官僚・多くの政治家・経済界などの原子力マフイアと、それに追従するマスコミなどの、目先の金に狂ってさらに反撃し、各地の原発の再稼働を進めようとする連中には苦々しい存在の中、
いのちを賭けての論評・論陣・講演である。
この稀有なる「哲人」を私は3回、近くで見たが、私は死ぬまで「小出さん」とは
呼ぶことが出来ない。
小出裕章先生はまさに、民を思う、武士道そのものだ。
いのちを掛けてのサムライ・マインドだからだ。
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