「マタギの生活について書かれてるHPを見て、緑の中で生きることに何かヒントがあるのでは」とのご質問がありました。
東北地方のマタギは当然、森を大切にします。
世界一のゼネコン国家日本だけに、便利になるからと、青森県白神山地を、横断する道路建設が計画された時、それへの反対署名運動に、必死コイテ頑張った人が二人、いつか、テレビで紹介されていましたが、その男性の一人はマタギでした。
「私は何も難しいことは分りませんが、森を潰すようなことは絶対に、イケナイこと。ただその思いだけでした」と語ってました。
ワシはその時、彼の、
遺伝子の声だなあと感じました。
質問の意味が今一つ、観え難いところがありますが、壊れゆく地球環境、その中でも
温暖化に関する意味も含まれているのではないだろうか、と、勝手に推察してみます。
その対策として、もちろん、みんなマタギになろうヨ、なんて言いませんヨ(^^)
例えば日本の場合4、50年前の二酸化炭素排出量で、CO2を吸って酸素を排出してくれる森を潰さないなら、何の問題もなく、永続可能な社会といえましょう。
かといって、4,50年まえの社会に戻る必要もありません。
たとえば、今の照明器具はワット数が高くとも電力消費は少ないのです。
その他についても、エネルギー節約技術が可能ですから、それなりの「文化生活」を送ることは出来ましょう。
ただ、今の家庭にあるような、あんな大型冷蔵庫が本当に必要なのでしょうか?
デカイので、物置きみたく、なんでもかでも入れて仕舞って、電気が掛かっています。
また、冷蔵庫の中で腐らせてる食物の量は、家庭一軒当たりの無駄が、アメリカよりも多いそうです。
寒い冬に冷たいジュースなどを飲んで、冷えるからと、暖房を強くしている光景を、アチコチで見かけますネ。続く。