そして、それぞれのヨーロッパ国(先進国)は、自分の支配と利益に、都合のいい種族、言うことによく従い来る、部族を優先して、それらの人々のうち、計算などが得意な人達を「
地主」という「管理人」の形にに仕立て上げて、そこからウマイ汁を吸う歴史が続きました。
同じ地域の間に「
地主と小作」という、貧富の差が、拡大して行くのは当然の形でした。
また同時に、その鉱物資源の権益を巡って、
先進諸国の植民地競争も激化していきました。
たとえば、ソマリアや、ルワンダでは、ドイツなども介入して、
少数民族のツチ族を地主に仕立てしました。
ナチズムが崩壊した後、またイギリスの支配があったりしたあと、その後、次々と独立しましたが、地主のツチ族の為政者の金持ちは、エアコン付きの家にベンツです。
小作のフツ族は働いても働いてもボロ屋の貧乏で、餓死する者も出る始末です。
だから、これはたまらん!と、一揆をします。
すると、ツチ族の地主側の政府軍は、銃で一揆勢を退治します。
やがて、一揆勢は
小銃を買って応戦します。
政府地主側は今度は
機関銃で、
バリバリバリ~とやっつけます。
戦争が起こると死人が多く出るので
産めよ増やせで余計に人口爆発が起こります。
ソ連も介入してきて、フツ族達の人民解放軍に安く、機関銃を売りつけます。
ツチ族側にはアメリカも介入してきて、バスカー砲を売りつけます。
でもフツ族も負けてはいませんで、地域によっては、ツチ族が政権を倒して、政権の交代を謀ります。
またツチ族はベルギーやフランスなどの支援を得て巻き返し、
大量殺戮して政権奪取を謀ります。
どちらかの政権が倒れた時には、倒れた政権側の人々が、
その地から逃げ出して、
大量の
難民が出ます。
しかし、かっての、多くの土地は、長年のコーヒーなどの連作と、先進国が
「これを使えばもっと収穫があがりますよ」
と、売りつけた、化学肥料の使い過ぎで、土地が荒れていて、
人為的砂漠化現象で、作物も育たない現象ですから、餓死者が続出します。
そこへ、先進国のテレビがやって来て「
なぜ、こんなに餓死者が出るのでしょうか。
可哀相ですね。アフリカ。
みんなで支援を! 」と
報道するわけですが、、、。
そのテレビを見る人は
「アレ、アレ、野蛮な連中で、学校が無いから、避妊の仕方もわからないで、あいつらは人口ばかりを殖やして、バカをやっている、ああ、哀れで遅れたアフリカ、、。アホやじゃなあ、、、、。 」と
感じるわけです。
そこで質問です。では、人口が一定していた頃のアフリカの人達は、皆さん学校・大学へ行っていたのでしょうか?
そして現在では 学校がだんだんと増えていますが、一体、何教で、何を教えているのでしょうか。
読み、書き、計算もありますが、その底流は、
西洋型経済論です。
アフリカで起こる内戦の内幕は、おおむね、こんな「
図式」とみてよいでしょう。
まるで、政権側のエライさんは、イエスさん時代の、大ローマ帝国への忠誠な、
ヘロデ王のような姿があります。
そして、以前も、現在も、アフりカ人が使用する武器の殆どが「
メイド・in・先進国、メイド・inアメリカ」という姿です。あなたは、銃器製造会社と銃器輸出会社を経営している社長さんです。プール付きの豪邸に住んでいて、毎月の維持経費も多いです。多くの社員や、その家族も抱えています。あなたは、アフリカの内戦や南アジアの内戦を、減らしたいですか? それとも、増やしたいでしょうか??増やさないと、会社が赤字になります。また、増やすに はどのような方法を陰謀・画策するのでしょうか? 先進国に利用され、アフリカの内戦もは今後も続きます。アラブ諸国にも内戦が起こるでしょう。内戦で儲ける人は誰でしょうか?========================