憲法九条が変えられようとしている、、。
映画監督/ドキュメンタリー作家の)森達也氏は
「僕は護憲派じゃない。でも、今のこのご時世においては、憲法は変えるべきじゃないと考える。どんなご時世かって? よく周囲を見渡せばいい。」と、言っている。
一口に「軍隊」といっても、様々な性質がある。
「
政府軍」ってのがある。為政者のための軍隊です。
これは、昔から、多くの場合、一番強いもので、
チト反政府的な国民にも、厳しい目を向けて来た形もある。
為政者が自分達の贅沢、保身、利益ばかりを考えた政治をやると、多くの下々は、働いても、働いても、娘を売らねばならないほどの、貧しさとなって、
「もう、こんな社会ワク組みから、解放されたいよ~~~!」
と、立ち上がるのが「
解放軍」。
国民皆兵で、「オモチャの軍隊」などと言われていますが、国民のための軍隊もある。
これは村々に武器倉庫があって、イザの時は、皆さんが、銃を背に掛けた装備をして、自転車などに乗って、終結し、部隊を結成する。
村々に武器倉庫が設置してあるので、政府としては、国民イジメのムリなことは、出来難いわけです。
これが
スイスの「
国民軍」。
次に日本の明治以来の、
皇軍、鎮台兵、近衛兵、憲兵隊、警察予備隊の、各軍隊の性質についてを考えてみたいと思います。
(2)に続く