日本を敗北させるため?
NOです。
当時のアメリカの空軍大将のカーチス・ルーメイは、日本への爆弾投下で、何が効果的かをいろいろと実験した結果、木製の日本住宅にはゼリー状の油が飛散して燃え上がる焼夷弾の投下が最もが効果的なことを知り、3月10日の焼夷弾による東京大空襲でした。
その他横浜、神戸市、福岡市、大阪などの焼夷弾の絨毯爆撃で合計で30万人死亡。
(戦後、カーチス・ルーメイは、
「日本政府から」、最高位の勲章をもらいましたが、、、これってとってもカッコわるいと思いませんか?)
日本側としては、連合軍の出すポツダム宣言に対して、天皇制を残すか、残さないで、時間稼ぎをしていただけで降伏は覚悟している状態でした。
アメリカが勝利を確信しつつも、原爆を投下した理由は次の4点といえましょう。。
(1)1945年2月、ソ連クリミア半島のヤルタで、アメリカのルーズベルト、ソ連のスターリンイギリスのチャーチルとの間で秘密協定首脳会談が行われた。
ルーズベルトは、千島列島と、樺太(サハリン)南部をソ連に引き渡すこと、をソ連に引き渡すことを条件に、ドイツ降伏の2~3ヵ月後にソ連が日本との戦争に参戦するこを求めた。
ヤルタ協定に従って、ドイツ降伏3ヵ月後にソ連は日本に宣戦布告。
しかしルーズベルトは、その後、共に、連合国として戦って来たものの、将来は反目し合う間柄になるであろうことを予想して、ソ連が活躍して、発言権を持たないうちに日本の降伏を、という」「対ソ戦略」「単独占領」を意図して原爆投下へ踏み切ったこと。
(2)すでにソ連も核兵器の開発準備をしていたので「オレの方が早いぜ」との「脅威」を与え得ること。
(3)開発した核兵器の威力を「実際実験」してみたかったこと。
(4)実際実験としては東洋人の方が都合がいいという「人種差別」があったこと」
戦争はもとより差別意識を持たないと出来るものではなく日本でも仁科博士が、鬼畜米英の指令のもと、、原爆の開発をしてましたが、失敗しました。
もし開発が成功していたら、あの八紘一宇時代の日本は原爆の使用も是としたことは否めません。
戦争ってそんなもの。