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京都市左京区の浄土宗安楽寺が、宝物として所蔵する掛軸に、平安時代に絶世の美女だったという小野小町をモチーフに「小野小町九相図」(三幅)があります。 大変貴重で、またリアリテイリ溢れれた名作ですので、御紹介させて頂きます。 安楽寺に感謝 合掌 九相(くそう)とは 盛者必衰、死生観を分りやすく図解している絵巻で、華やいだ生活を過ごした絶世の美女も、いずれは死を迎え、人の世の儚(はかな)さや、無常観(むじょうかん)を絵解きしたいわば、絵のお経です。 1、生前相 ![]() 2、新死相 ![]() 3、肪脹相 ![]() 4、血塗相 ![]() 5、肪乱相 ![]() 6、青瘀相 ![]() 7、噉食相 ![]() 8、骨連相 ![]() 9、古墳相 ![]() この絵をグロテスクだという人もいるでしょう。 でも、生きとしるすべての動物が、大地に生かされ、他のいのちを頂いて、やがてはまた、自らも大地に帰納して来ました。 そしてそれは太古の昔から、連綿と続き、今も繰り返しています。 私は子供の頃から、生命の死については敏感だったと思います。 中学生の頃、隣町の墓が土砂崩れをしたという情報を聞き、早速自転車で駆けつけて見に行きました。 その墓は土葬もあったので、髪の毛や骨が出てきました。 そんな光景を見て、私達人間も大地に生かされて、やがて大地に還っていくのだと感じました。 九相図(2)へ続く。 荒れ野で古墳相になった小町の骸骨の目から一本のススキが生え、 「あなめ、あなめ(ああ目が痛い)」と骸骨が泣いた、などという話ものこっているそうです。 桃代氏へ。 それは気持ちを察した、誰かが創作した風説ですね。 完全に死亡した遺体は声も出ないし、 泣きも、笑いも、怒りもするはずもありませんからねえ(^^) >管理人様 そうですね。盛者必衰の記事なのに水を差してしまいました。 あなめあなめ、と泣いたのは、まわりの人ですね。 桃代 氏へ。 「盛者必衰の記事なのに水を差してしまいました。」と、 「あなめあなめ、と泣いたのは、まわりの人ですね。」というコメント。 貴殿の柔軟さと、気づきの鋭さとに敬意を表します。 「九相図」からの考察に関しては、3回連載で続けたいと考えていますので、よろしくのほどを。 夢野のドグラマグラを彷彿としますね。 描いた人の胸中が気になります。 このエントリーの続き希望。 医学的な検死解剖用の実験風景だそうです。 http://www.youtube.com/watch?v=g9186fWBwhM これ凄まじいですね。最終的には風葬っていうのかな? 土に還ってその養分でタンポポとか咲いたら感動しますね。 良いものを見ました。 久作氏へ。 はい。「小野小町九相図」は「諸行無常」の自然観そのものが表現されていますネ。 虫、鳥、哺乳類、人の身体も、所詮は土の「養分」ですネ(^^) 「養分」が、土の、長年の養分と、水と、光から養われた「他の養分の生命体」を頂いて、固体としては、瞬間の「いのち」を頂戴しているだけです。 只の「養分でしかない身」が母なる土壌を壊しているなどは、「養分」の風上にも、風下にも置けないことだと思います。 初めまして。昨日(2008、7,25)に安楽寺に行って、本物を鑑賞して来ました。上の九つの絵ですが、本物と違うように思うのですが? ニコンエフ氏へ。 本物と違う?、、。 そうでしたか、、。 あり得ます。 ど~~も筆致が若いのです。 近代の「写し絵」かもしれませんネ。 ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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