人類は石油を使うことを覚えた。
ここから飛躍的に科学技術が瞬く間に発展して、飛行機が出来、ロケットが出来、核分裂の装置が発明され、月面へも行った。
世界各地に原子力発電所も稼動されたし、核兵器や核ミサイルも設営されている。
「水資源の枯渇」が言われてから久しいが
「
地球は水の惑星だよ。海の表面から2・3百メートルから下は、塩気のない深層水だから真水は無尽蔵に在るよ♪」という人も多い。
原子力発電はどうしても、放射能漏れや、核のゴミの始末に欠点があるので、これからは、放射能や核のゴミも出ない、海水の水素を原料にする「
核融合エネルギー(地上の太陽)の時代」だと言う。
その研究も着々と進められていて、3・40年以内には何の公害もない、
理想のエネルギーが人類に使用されていると言う科学者もいる。
本当に何の危険もないのか?
と問われれば、炉の中が超高熱になるから、温度調節などをミスれば、爆発事故もあり得ると言う(そんなコトは当然)。
爆発事故の時はもとより、誰も責任は取らない「時の政府が許可したものですからねえ・・」などと責任は回避。
そして
「応用科学は、一方では大きな利益があるが、他方では大害を伴う危険が伴う「
両刃の剣」なんですヨ。
その危険を経験して踏み台にしながら、進歩発展させて行くのが応用科学、科学者の知恵、人類の英知、進歩発展です♪」
と考えている。
もしも包丁が両刃で出来ていては甚だ使い難い、ジャガ芋やニンジンなどを切るとき、棟を押さえれれば、左手の指が切れ落ちてしまう。
私は「両刃の剣論」でない応用科学にしてもらうことを乞い願う。
「
自然科学」の許される範囲内での、そして他の生物達へも、危険のない「
応用科学」を望む。
それにしても、応用科学は何のために発展して来たのだろうか、、。
新しい科学技術を発明した人は名声と大金が手に入る。
名声って、なんだろうか、、?
多くの人も「科学は人類を便利、快適な暮らしという、幸せ方向に導いて来た」と考えている。
便利、快適が仕合せって、、本当なんだろうか、、?と、問いたい。
本当に近年、人類全体が幸せになっているのだろうか、、?と、問いたい。
今では、コッケイな「40年前の一流科学誌の記事内容。
これが当時の第一級の科学者達の頭の中」
その(2)へ、続く。