カテゴリ
全体 はじめましてとみ新蔵です 福島原発行動隊 実戦剣術 政治 日々思うこと 宗教 珍しい風景 地球環境 私達人間が観られている 事実と真実の違い 刀剣 武蔵鍔 靖国神社について 中学1年、最後のザルガニ釣り 名言集① 奇行酒乱魔人オヤジ サテアンの外から 核兵器実験 きくちゆみブログ 民主主義? 世界の死後の霊魂観 パデ-サの虐殺 ソクラテスの孫弟子 アフリカの内戦の概略 軍隊の性質 常識と良識と良智 旧約創世記の人間観 ヘビ殺し少年 苦(思い通りにならない) 小野小町の九相図 悪魔の辞典 倒し合い文明と分かち合い文明 人命と尊厳 ニルバーナ(涅槃) ペシャワールの会 苦を増やす延命治療 自殺と自死 アーミッシュの文化 差別問題 友人敬氏の大手術と俳句 第4次産業革命時代。連載 実戦武術会師範アドレス帳 ライフログ
最新のコメント
以前の記事
2024年 03月 2024年 02月 2024年 01月 2023年 12月 2023年 11月 2023年 10月 2023年 09月 2023年 08月 2023年 07月 2023年 06月 2023年 05月 2023年 04月 2023年 03月 2023年 02月 2023年 01月 2022年 12月 2022年 11月 2022年 10月 2022年 09月 2022年 08月 2022年 07月 2022年 06月 2022年 05月 2022年 04月 2022年 03月 2022年 02月 2022年 01月 2021年 12月 2021年 11月 2021年 10月 2021年 09月 2021年 08月 2021年 07月 2021年 06月 2021年 05月 2021年 04月 2021年 03月 2021年 02月 2021年 01月 2020年 12月 2020年 11月 2020年 10月 2020年 09月 2020年 08月 2020年 07月 2020年 06月 2020年 05月 2020年 04月 2020年 03月 2020年 02月 2020年 01月 2019年 12月 2019年 11月 2019年 10月 2019年 09月 2019年 08月 2019年 07月 2019年 06月 2019年 05月 2019年 04月 2019年 03月 2019年 02月 2019年 01月 2018年 12月 2018年 11月 2018年 10月 2018年 09月 2018年 08月 2018年 07月 2018年 06月 2018年 05月 2018年 03月 2018年 02月 2018年 01月 2017年 12月 2017年 10月 2017年 09月 2017年 08月 2017年 07月 2017年 05月 2017年 04月 2017年 03月 2017年 02月 2017年 01月 2016年 12月 2016年 11月 2016年 10月 2016年 09月 2016年 07月 2016年 06月 2016年 04月 2016年 03月 2016年 02月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 11月 2015年 10月 2015年 09月 2015年 08月 2015年 07月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 検索
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
畳表斬りのギネスブックへの挑戦、という番組をやっているから見てくれ」と言われた。 テレビをつけると、33歳の町井勲という人が左右からの水平斬りで「スパリスパリ」とやっていた。 町井氏の師匠の猿田氏が言っていたように、日本剣術では「水平斬り」は「抜き胴」で出るものの使う割合は少ない。 もし水平に斬るとしたら、目か首かコメカミだろう。 それとても全くの水平ではない。 真水平では、もしカワサレた場合、刀尖が横に流れ易く、そこを即、相手から付け込まれ易い。 「水平斬り」は刀の「重さ」を利用できず、また刃筋がわずかでも狂うとスパリとは斬れないもので、10年前、私もやってみたが、スパリと行かないこともあった。 仕方がないから、惰性を期待しての、力での切断だった。 でも、これでは術にはならず、こちらが斬る前に籠手を取られると思った。 町井氏の左右からの「水平斬り」は、据物斬りという性質上やはり「惰性」を期待しての撃ち込みだが、「刃筋」と「掌の内」がビシ!決まっていて見事なりと思う。 「試し斬り」は昔から刀の切れ味を試す「試刀家」または「御様(ためし)役」として在り、高い処から飛び降りざまに「七つ胴」の裁断銘を記した刀もある。 町井氏のギネス挑戦、ここまで行けば偉大なること、立派な「術の世界」だと感銘した。 武術は見世物ではない事を猿田氏も町井氏も百も承知だが、デモンストレーションしたわけだ。 ただ今後、町井氏の記録を塗り替えたい人も出て来て、 そのため、刀身の刃肉、平肉をを削いだ刀の製作もあろうが、 それでは骨を絶ち切れず、また斬られた相手が即動くので、刃が欠け易く、折れ曲がりやすく、昔の武士が相手にしない刀となってしまう。 また、巻き畳を長い間水に漬けておくと、腐敗気味となり、片手でも切れ、 さらに、巻いた畳表を苛性ソーダ水に漬けるという隠し技もあって、そうすれば脇差で片手でもスパン!スパン!と切れる。 そんな素人ダマシの「仕掛け」をする人が出て来ないことを乞い願う。
by hiratomisinzo
| 2007-09-20 04:03
| 剣術
|
Comments(5)
Commented
by
murata tuneo
at 2007-09-20 23:13
x
苛性ソーダに漬けるという隠し技も。
0
Commented
by
hiratomisinzo at 2007-09-22 01:49
murata tuneo氏へ。
今後、様々な「隠し技」も出現してきるでしょうネ、、。 要は剣術は「一つのこと」に拘泥しないことが肝要だと思います。 幕末に榊原健吉が兜を切断して、世間にデモンストレーションしたのも、すでに当時、健吉達の、本当のワザを、分別出来る人が少なくなっていたことを証明しています。 私の剣の師は、丸太のような太い腕でしたが、畳巻斬りの時は、半分斬った処で止まり「これでいいのですよ」という人でした。 その代わり、起こりゼロ、惰性ゼロ、刀尖の流れゼロでした。 私もそれでいいと思っているので「巻畳斬り」は実は興味がないわけですが、、。
Commented
by
中野
at 2007-09-22 22:26
x
私も末席ながら剣術を学んでいる者ですが、型の中でも見れるように、あまり一刀両断する必要性は無いんですよね^^;
先生の「柳生連也武芸帳」でもそのことがよく描かれ、非常に勉強となりましたm(_ _)m しかし町井氏もご自身のブログで、そのことは重々承知の元のご様子で、かつあの偉業を成し遂げられたのは非常に意義があり、素晴らしいことだと思います。 あとは見る者の分別が必要なんですが、居合、剣術未経験の友人達にしてみれば、やはり「斬れること」=「強い」となるみたいで少し残念かなとも思いした^^;
Commented
by
三十郎
at 2007-10-13 22:03
x
私はあの番組を見て、途中で(1分以内)チャンネルを替えました、元々、流星剣の意義が私には解りませんので・・巻畳切りは私もたまに手の内の確認の為にやりますが動かない据物を千本切ったからといって、どうでしょ~うって感じです。朝鮮人の挑発は腹ただしいですが、メディアに乗せてはいけなかったような気がします。
Commented
by
hiratomisinzo at 2007-10-14 13:49
三十郎氏へ。
イマ時、日本刀と日本剣術をアッピールしょうとすれば、あのようなデモンストレーションも「方便」というものでしょうか。 町井勲氏もそれは承知していることでしょう。 だって私も15年前、剣術をやる前は、俳優の藤岡弘さんの畳斬りを「スゴイ!巧い!強い!」と思っていましたもの。
|
ファン申請 |
||