原料としたアルコール燃料「バイオ燃料」が、環境に優しい
「夢のエネルギー」として注目されている。
地球温暖化の原因とされている二酸化炭素(CO2)の排出量削減に役立ち、しかも中東の石油に依存せずにすむようになる、という学者達が多い。
CO2排出の削減に役立つという大看板を立てて「アルコール燃料車の製造販売」という、
新たなるビジネスへの展開だ。
でも、オゾンホールの研究でノーベル化学賞を受賞したドイツ人の大気化学者の
パウル・クルッツェン博士を中心とする研究グループは、
バイオ燃料は一般の燃料に比べて2倍の
亜酸化窒素(N2O)を排出することを実験で突き止めたという。
亜酸化窒素(N2O)N2Oはカーボンニュートラルとは言い切れず、N2Oの排出量如何によっては却って地球温暖化を促進する効果を持つ可能性もあると論じている。
どちらが本当なのなのだろか?
企業の側に着いた学者と、自然環境の側についた学者とは、意見の相違が見られるのは当然のこと。
チナミに多くの学者は、企業に勤めているか、企業から研究費を出してもらっている。
多くの学者博士は自分の給料が大切。
この事は3・40年前に、オゾン層を破壊しているフロンガスなどの製造の時にも、問題となって、同様の状態だった。
そして弊害が顕著に現れて、14年前に、フロンガス製造が禁止となった。
石油という鉱物エネルギーの後は、植物エネルギー。その後には海中の
魚を利用した魚ガスエネルギーか、、。
その次は、、。