「般若心経」はよくお釈迦さんの考えを伝えていると思う。
般若心経の極意は、
色即是空(しきそくぜくう)
空即是色と、昔から言われてきた。
「色」は、私達の目に見えるものすべてのこと。
「空」は、空っぽと言う意味や、何も無いことじゃなく、我々の目に確かに見えているだけで、
現代的に言えば、もともとは原子から組み合わされていて、また原子に分散するもので、
実は、実体などは無く、すべて変化し、移ろいゆくもの(
諸行は無常(常では無い)なんですよ、
テナ意。
実体が無いと知れば、欲張りばかりの気持ちが失せて、楽チンになれますよ、テナ意もある。
その後にコロリと「空」と「色」が逆転して
「空即是色」と来ているのは、
全ては空で、もともと、実体はないのだケレドモ、
我々の命もカラダも縁・因縁・原因・縁りて起こる(
縁起縁承)によって
今、存在しており、他の生命体も縁によって、
それぞれの命が与えられい、輝いているんですヨ。
だから「色」の存在には遠い過去世から、大な意味があり、草も虫も犬も猫も人間も、生き物はすべて、
親から子、子から孫、孫から曾孫というぐあいに、
行き通しのいのちで、
そのうえ、お互いに繋がった生命ですヨ。
テナ意味。
(世界観、人間観のうち、ヤヤや生物観的な解釈だが、、)