マスコミでオウム真理教の報道が過熱するようになると、教団の広報責任者として
連日テレビやラジオに出演し、オウムに批判的なあらゆる意見に対して徹底的に反論した。
この時に見せたパフォーマンスから、「ああ言えば上祐」という流行語も生まれた。
だが後に、
「オウム真理教は事件に関わりがあると薄々気づきながら、当時はマスコミに無関係だとウソをつき続けていた。
「自分はウソツキだった」と告白した。
熊本県波野村の土地取得をめぐって国土法で定められている届け出をしなかったとして起訴され、3年の実刑を受けた。
出所後、上祐はアーレフで代表となるも、古参幹部と対立。
上祐はアーレフを脱退し、2007年5月7日に新団体「ひかりの輪」を設立した。
長い苦悩が上祐文裕(ふみひろ)を成長させて「ひかりの輪」の
教義は「大きく変化」していた。
上祐史裕の三つの
講話動画。
①ある特定の人物を神とじない考え方、および、そんな人物はこれ迄もこれからも地上には存在しないこと。
②特別な「聖地」はどこにもなく「天然自然が聖地」。
③宗教的な争いが起きない考え方。
これらの講話内容は
「道理」である。
但し、これらの講話は「ひかりの輪」の会員さんも2回や3回で納得してはならないものだ。
何度も何度も聴いて、自分で悟り、自分のものにしてこそ、腹に落ちるもので、誤りなく他者に伝える力となるものだ。
とかく、人間の理解というもは「
その人が解った部分」でしか解っていないことが多いものだからだ。
上祐史裕のような教義は、脅しの教理も、
自分だけが結構になれる、という
欲で釣る教理もなく、人間世界に貢献はできるが、献金やお布施が少なく、
サリン事件などの賠償金も払わねばならず、「コミューンの会計」としては厳しくなるものだ。
でも、教義を変節することなくやってほしいものだ。
アチコチの教団で見られるように、安ッポイ道徳を説きつつ巧妙に
「お金儲けの教義」を創作することは、上祐氏も熟知しているように、容易なことだからだ。
(私にもマンガや文章などを交えた本を出して「教祖サマ」は出来る。
だがサギをやらないだけだ)