元参院議員の
加納時男氏へ朝日新聞が掲載した5月5日付のインタビュー記事。
ーーーーーーーーーーーー
(福島の現状をどう感じてますか、の問いに対して
『東電出身、元国会議員として二重の責任を感じている・・・しかし、地元の強い要望で原発ができ、地域の雇用や所得が上がったのも事実だ。』
(河野太郎氏は「核燃料サイクル」政策は破綻していると主張しています、との問いに対して)
『反原発の集会に出ている人の意見だ。自民党の意見になったことはない。
反原発の政党で活躍すればいい。社民党に推薦しますよ。
福島瑞穂党首は私の大学の後輩だから』
(今後も原発を新設するべきでしょうか、の問いに対して)
『・・原子力の選択肢を放棄すべきではない。福島第一原発の第5、6号機も捨てずに生かす選択肢はある』
(東電の責任をどう考えますか、の問いに対して)
『東電をつぶせと言う意見があるが、株主の資産が減ってしまう。金融市場や株式市場に大混乱をもたらすような乱暴な議論があるのは残念だ・・
低線量の放射線は『むしろ健康にいい』と主張する研究者もいる。
説得力があると思う。私の同僚も低線量の放射線治療で病気が治った。
過剰反応になっているのでは、むしろ低線量は体にいい、ということすら世の中では言えない。
これだけでも申し上げたくて取材に応じた』
ーーーーーーーーーーーーーー
26~27年程前か、、「朝まで生テレビ」でその見解を観ていたが、
その価値観への愚かしさを感じる男だった。
その後東電の副社長になり、自民党参議員議員(二期)になった男。
いかにも、長年、原発推進派の
「大ボス」らしいこの男の意見だ。
これらの見解に対して噛み付きたくなる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー