除染は「移染」でしかなく、放射能核種の消しようがない。
ましてや県内70~80パーセントの山林から、まだまだ、セシウム137などが、
低い地域へと流出して来ている。
それらの山林には誰も入らない。
山林の昆虫や動物たちはどうなっているのだろうか、、。
計画的避難地域には幾度も行ったが、山林の中まで観るイトマがなかった。
イヌ・ネコ・ブタ・ウシも野生化していることは確か。
福島原発事故は、太平洋戦争を上回る、
日本史上、最大の大事故。 太平洋戦争への突入は、
1941年12月8日~ 1945年8月15日、終戦。
この戦争で日本国民300万人が犠牲、
アジア全体では2000万人をこえる人が犠牲。
でも、フクイチは「終息」ではなく 「一応の収束」まで、
36年(40年との説もあり)~~から50年掛かるとの予想らしい。
が、4っつの建屋全体を石棺で覆い閉じ込めて「一応の収束」まで漕ぎ付けたとしても、
土地は元には戻らず、人も安住不可能。
さらに放射能核種は瓦礫処理という姿や電車・車の往来で全国へ拡散し続けている。
戦争では「国・破れて山河あり」であったが
「国・破れて、元の山河なし」
放射能核種との戦争・格闘が、何百年間続くのだろうか、、。
日本人は愚かをやってしまったと、残念・無念に思うばかり。
日本列島は地震期なので、4号機のブラ下がり燃料プールの崩れも心配。
こんな不安と危険を、私の死後も、今、幼い、次世代まで抱き続けさせることになろうとは、
無念の極まりだ。
ただ「崩れないでおくれ」と、祈るばかりの毎日。
しかし、まだまだ少数派でしかないが、日本中の原発を、
廃炉にしたいと、各地で日々活動する人たちがいる。
そこに僅かな「希望」を見い出し持つしかない。
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