この写真は「ルワンダ(1994年)収容所の生存者」です。
去年、兵士になるように、顔への切り刻み脅しで強要されて、これと同じようにされた少年の写真を見たことがあります。
これは傷の痛みなどよりも、心の痛みが大きいものでしょう。
私が子供の頃、オトナからこんな目に合ったら、大人社会と人間に絶望して、全ての夢を棄てて、一生、笑顔が出ない、うつ病になるか、
または、ヤケクソになって、、、、、
ええ~い!クソッタレめがの
残虐無比な兵士になって、暴れ狂い死に、したくなり、
時によっては、敵側の少女や幼児だって、10人殺すも20人殺すも同じじゃ~~い!と、犯して、「狂い鬼」になってしまうかもしれません、、.、、。
現実にそんな酷い事件が起きていますもの、、、。
この少年が、もしも、正常な精神に戻れていたとしたら、、、人間への、優しみのある眼差しを保持していたとしたら、、私は、この少年の前で膝まずき、掌を合わせて拝むでしょう
この人の家族はどうなったのだろうか、、、、、、。
昔はこの人達のように
素朴に暮らしていたのに、西洋の進出以来、植民地となり、搾取と奴隷化。
現在は、それぞれの部族が独立したとはいえ、ダイヤモンドや、金や、ケイタイ電話に使う稀小金属レアメタルなど、金属資源資源に恵まれているのが、この大陸の人々の悲劇といえましょう。
植民地化以来、昔ながらの
汎神論的宗教を、お前達の神は貧乏神だ、だから人口が増えないのだと、捨てさせられ、武力での脅しと、お金でキリスト教と一部イスラム教に改宗させられました。
そして内乱のどちら側の兵士の持つ銃器も、賞味期限のとっくに過ぎた、旧式の銃器です。
背景には、兵器産業の下請けの商人の戦争屋さんも跳梁跋扈しているわけです。
真ん中の写真の人を見ると、ナチによる、捕虜収容所のユダヤ人の映像や、親しいお爺さんから聞いた、南方の
日本軍の兵隊さんを思い出します、、。