実戦剣術会動画87
徳川4代将軍の時代に針ケ谷夕雲という人がいたが、私は最後の剣達人だと思っています。
夕雲は「8寸の延べ金」という短い武器の使用で刀へ対応して勝ちを得た技で、一躍江戸で有名になり多くの門人がいたようです。
「8寸の延べ金」の動画は後日に動画86でアップします。
その後、針ケ谷夕雲は「8寸の延べ金」を卒業して禅の道に修行を重ねて、刀を使用しないで相手に勝ち、互いに無傷の「相抜け」という術へ至ったと言われています。
昔の達人は弟子に容易には極意を伝えませんでしたので、ある時代から「相抜け」の実態が分からなくなりましたが「刀を相手に素手」での勝負だったようです。
https://www.youtube.com/watch?v=42cE5ZwuqAU&feature=youtu.be
実戦会の剣士は「起こり」なく迅速な打撃ですが
面、袈裟、足、突きなど、予告なくどこへでも攻撃してもらいました。
ここでもですがいつも思うのは武術は瞬間の機を感受する「蝿の眼」と、体、足など全て同時に作動する捌きと、「後の先」が有利だという事です。
西東京市住人 とみ新蔵
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