平林寺という、川越藩の城主松平家の菩提寺で、臨済宗妙心寺派のお寺があります。
エ?
たいらバヤシてら? 平リン? 一八十ノとっ木っキ?
いえ、違います。
いち、はち、じゅう、ノ、も~くもくてらでもありまへん。
へいりん寺です。(^^)
そこへ最近友人が行って、写真を撮ってその一枚をメールで送ってくれました。
これが何度観ても飽きないので紹介します。
萱葺きの堂々たる寺院の破風が、陰影となって、黒々たる重厚味を表し、その前に、陽光を受けたもみじ葉が、左右から絶妙なる調和で、映し出されて、紅葉の美しさが、より絢麗に表現されています。
直接に参詣してこそ見られる、本物の情景が何よりですが、人間の視野と違って、情景の一部だけをピックアップする
「写真」の面白さをつくづくと感じます。
紅葉葉と 語り合いたる 名古刹