本の装丁デザイナーとしても斯界で著名な上田敬氏が6年前に、フト、ナニ気なくに、キッチン用ペーパーに描いたという絵。
その時は
「ヘエ~~エ、、、面白いじゃないですか、、こんな」才能もあったのですかいナ、、、」と思っただけだったが、
この間、上田氏宅で、6年ぶりにフト、同じ絵を見て
「エエ~~~!!なんといい絵じゃないですか~~~!」と驚いたものだった。
何も考えないで無心、無作為でフト描いたものだという。
何と旨そうなビワの風情だろうか、、。実と葉のバランスも絶妙だ。
そして何と美人なのだろうか、、。
この世のものとは思われない、理想の美女ではないかと感じた。
上田氏は言う。
「何やら、時間もあったし、描いてみたい気分になったので、フト、、一気に描いたものだから、二度とは描けませんヨ」と。
私はこれは名画だと思う。