道元禅師の「正法眼蔵(しょうぼうげんぞう)」の中の「
弁道話」の中の一説。
道元師が、新米の弟子の質問に対して答えたもの。
この部分
「正法眼蔵」の重大なところ。
実は
「仏教」の常識部分。
だが、室町時代の末頃 から、曹同門本山の
永平寺では、この精髄を明確に教えなかった歴史もあったが、、。
そのためもあって、一般仏教研究者さで「正法眼蔵」を何度か読んだ人も、この部分を読み流してしまい、腹に落ちずに、悟り違えていること意外にが多し。
道元師と同じ内容を言っている、インドの生物学者の「ラクシュミ・ナラス」の
「仏教の精髄」より抜粋。
こういう考え方からも、
本来のお釈迦さんの考え方を「宗教」という範囲に入れてもよいが、他の多くの宗教観と違って、「自然科学」と何ら、矛盾することがない
ましてや現代人が、自分の勝手な「感」で、アーダコーダと創作する「霊感商法」や「祈祷商売」や「占い屋」如きなどは、
お笑いの存在で、そんな「迷妄因縁論」が付け入るスキもないのがこの世界。
真理とはそういうもの。