4月2日編集から刷り見本が送ってきた。
構図を決めてから、色付けをはじめてから、正味4日間、気合を入れて描いたものの「う~~~むう」何かと反省点が多い。
前の男の子の顔の色付けなど、色塗りが平凡だ、、。
もっと時間があれば、さらに様々な色を塗り重ねて、重厚味が出ただろうに。
表紙画のイラストを「バシン!「ビシッ」と、キメるのは、とてもむずかしい。
後から見て「
うむ、よし!」と満足できた絵を描けたことがない、、。
次回のチャンスにはキメたいものだ!
劇画も同様だ。その時は一所懸命描いた筈なのに、印刷して本になると
「ハレ、、、、、こんなはずでは、、」と思う箇所が少なくない。
長年やって来たはずなのに「絵」って本当にむずかしい。
2倍の時間を掛ければ、もっと変わろうはずだが、、。
3倍掛ければさらに変わる。
すると「締め切り」に間に合わず、
それではプロとは言えない。
「迅速さも、プロのうち」。
むずかしいものだ。
そのためには集中力と、クルッタような気合と気迫で臨むしかないようだ。
でも2年以前に和紙に描いた「薩南示現流」の第二巻目の裏表紙のイラストだけは、自分でも、いまだに、キブンよく見られてナットクがいく。
構図をキメたあと、たった20分で描いただけなのに、、、
未だにマトモに見られるのなどは、稀有なことだ。
私には、こんな気合の「一気描き」しかムリなのだろうか、、。
絵って本当にむずかしいものだ。