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安倍晋三氏ってこんなことにもっかわっている人。 簡単に言えば、強い者勝ち、弱い者見捨ての考え方。 だから、幾ら紳士面していても、強い者へオベッカ、弱い者へは、冷たかろう人間。 だからアメリカ政府の奴隷でも、平気の平左衛門でやれる人。 「お金、経済のことしか、考えていないようだ。 だからこれからも「国益」という言葉を使って国民をケムにマクでしょう。 国益」っていう言葉は大変、クセモノ。 実は一部の人たちの権益の保持。 小泉氏よりもタカ派。 ああ~~~!軍事費も増え、消費税もさらに増え、福祉はまた後退か、、。 こんな人を総理大臣にしたがる人の多い、自民党って、、、。 でも支持しているのは、国民の多く、、。 ウ~~~~~ムウ、、、。 日本は、さらにまた貧富の差が拡大して、犯罪も増え、セチガラクなってしまうのか、、。 さらに言えば、ブッダのイエスもソクラテスも孔子も嫌いな人。 でも、ブッシュや、アメリカの一握りの支配層からはナデナデされる人。 ▲
by hiratomisinzo
| 2006-08-30 22:03
| 政治
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Comments(7)
遺体を解剖に出す献体をしておくと、焼き場で燃やして骨灰にしてくれて、多摩霊園の行き倒れなどで 死んだ人達の、団体さんと一緒の墓へ葬ってくれるからです。 とみ新蔵様とみ「ハハハ(^^)」 「墓」とは何なのか、今一度考えてみたいと思いました。 とみ「死人は葬式をされていても、もう死んでいるのですから、何にもわかりません。 お経も死者に上げても何にもなりません。 お経は、おマジナイではなく、お釈迦さんの生き方や、考え方を示した物語ですから、 生きた人が聴いて学ぶものですからね。 ま、葬式で皆さんが、何か仲良く協力したり、お話することはエエコトではありますがね。 それにしても、死んだものに大金などかけるこたありまへんがな(^^) 墓は死亡碑ですね。 でも六百万年の人類史の中で皆んなの墓があったとしたらどうなるのでしょうか? ハハ、地上は墓だらけで、住むところなんぞありませんがな。 千年前からそうであっても、同様でしょう。 テナ事情から、私たちは、形はなくとも、いわば墓の上で暮らしているわけです。 そしてあらゆる生物の遺骸、残骸が土です。 地球の土の下は岩石です。 土、土壌は地上で深くとも1メートルで、リンゴの皮よりも薄いものです。 土が生きているのは、そんな生き物たちの命のカタマリのようなものですから、恵みの土、命を育くむ土、たる由縁です。 また墓は多くのバヤイ、大体、7.80年も経てば誰 もお参りして来てくれませんものです(^^) ワシなんか曾祖父は、名前だけしか知りません。 2百代前のご先祖様となると、日本人なのか、中国人なのか、朝鮮人なのか、 50年ほど前までは、全国の川ベリのセブリ(テント)で暮らしていた、サンカなのかも、さっぱり判りませんがな。 でも、そんな先祖の肉体形質を受け継いでいるのも私です。 形の無い墓の上で暮らす私です」 鳥葬を野蛮だと感じる我々、現代人の心こそ、自然に癒される必要があると思い とみ「鳥葬をする先住民と先進国の私たちはどちらが野蛮でしょうか。」 「私は、尊なる、母なる地球のからだ、環境をブチ破壊する、先進国の方が 百万倍も野蛮人だと思っています。」 「現代の最高の野蛮人はアメリカ、イギリスの支配層たちと、それに追随する日本の支配層たちだと考えています。 ▲
by hiratomisinzo
| 2006-08-28 04:41
| 日々思うこと
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初め、神は天地を創造(つくり)給えり。地は定形(かたち)なく、黒闇淵(やみわだ)で、この世は混沌とした闇の世界だったが、 神(ヤハウエイ)はそれを、光と闇にわけて、光のほうを昼、闇のほうを夜と名ずけて、さらにそこからだんだんと、草木を植えて繁られせ、次に動物たちを創造した。 それら「動物、獣たちを支配すべき生き物」として最後に、人間をつくり給うた。それが6日間というわけです。 (日にちの数にこだわることはありません、喩えですから) 人間を創るのに、土の塵を神様の形に似せて、鼻の穴に神様が息を吹き込んだらすっと立ち上がってアダムという男性ができた。 アダムのあばら骨をとって(心臓に近い大切なところという意)イブという女性が出来た。 アダムとイブはエデンの楽園で、なんの不自由も悩み苦しみもなく、豊かに暮らしていたが、そのうちにたった一つ、神様からしてはいけないと言われて、性器部分だけをイチジクの葉っぱで隠すようになりました。 でもやがて、楽園から追放されてました。 詰まるところは子供が生まれるようなことをしたというわけです。 楽園を追放された罰として、男には額に汗をながして大地を耕す労働を、女には、子供を生んで育てる苦しみを与えられたので、生まれるこどもは、罪を冒した(原罪)の結果の、子供なのだから、苦しみをなめる罪を背負っているのだ、だから世界は苦しむのだというものでした。 その後アダムとイブには、出産の苦痛がともなって、息子のカインが誕生し、のちにアベルも生まれた。 兄のカインは父の仕事をついで畑で働くようになり、弟は羊飼いになった。 ある日、族長のカインと族長アベルは、それぞれの仕事の成果を持って祭壇にやってきたが、神は、弟アベルのさささげものだけを喜び、カインを無視した。 兄としてのメンツもプライドもズタボロ。カインの怒りは弟へのねたみとなり、ついには弟のアベルを殺した。 こうして人類最初の殺人(しかも肉親殺し)が起きて、その子孫もまた、殺し合って、人類は殺し合っても仕方がないと感じるような書き方があります。 ▲
by hiratomisinzo
| 2006-08-28 03:36
| 旧約創世記の人間観
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コメントの西紀氏へ。 以前、知り合いの甥に当たる、6歳の少年が交通事故で母を失いました。 少年は悲しさと寂しさで、半年経っても、顔から、以前のような笑顔を見られないだけでなく、家でも学校でも、陰鬱な表情となったらしいです。 無理もないと思います。 私の母の多可は確か、53・4の頃でしたが、、長野県の実家の父親が病で死亡してからは、「一年間は、どこか心が虚ろでねえ、、気が抜けたようだったよ」 と言ってましたもの(それはずっと側で世話取りできなかった、悔いの思いもありまでしょうが、、、) 人様の葬儀の祭主を何度もやって来たはずの母がです、、。 私は知り合いに連れられて、その少年と会いました。 利発気な少年でした。 しばらく少年の好きなトランプ遊びをしました。 次に少年の求められるままに、小年の似顔絵を描きました。 そのあとで 「お母さんは生きているよ。 祐太ちゃんの両方の掌を、しっかりと合わせて眼をつぶってごらん」 祐太ちゃんはその通りにしました。 「もっともと、しっかりと目をつぶって心を静かにしているのやぜ。 少年はしばらく、ジイ~~~~イっと目をつぶっていまいた。 少年が目を開けて、こっちを見たとき、「どうや、お母さんと会えたやろうが。」 「お母さんなんて言っていた?」 「お母さん、、ぼくにニコニコして、がんばって悠太、と言っていた、、」 と言いました。 「そうかーー。そんなことを言ってはったのか、、。」「ふ~~ん」 「お母さんと会いたい時は、今のように正座して、合掌して、眼をつぶるのやぜ、 そうしたら逢いたい時には、いつでもお母さんに会えるものなんやぜ」 知人の話ですが、その後、祐太ちゃんは 心に調和を取り戻したと、聞いてチト安心したものでした。 今、祐太君は高校3年。バスケット部で選手だったと耳にしています。 合掌 ▲
by hiratomisinzo
| 2006-08-23 20:20
| 宗教
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1948年「イスラエルの建国」を果たした。 それはそれでパレスチナ人も納得せねばならない事情もある。 しかしその後、イスラエルはパレスチナ人の住む村々まで、軍隊を背景に、侵攻して、どんどんと領土のぶん奪り拡大を果たして来た。 8月も、イスラエル軍は、パレスチナと結託した、ヒズボラ(シーア派の過激派、神の党)をやっつけるためだとレバノンの南部を「ドカン!ドカン!ドド!ドカーーン!」と爆撃破壊しおった。 昭和14年から中国戦線へ出兵して、18年に除隊した知り合いの爺様が、東京大空襲の爆撃のことを「戦争をしている時は、一度も怖いとは思わなかったが、空から空襲を受けた時は、どこへ爆弾が落ちて来るかわからねえし、親や弟妹もいたから、怖くって怖くってねえ、生きた心地なんかするもんかい。」テナことを言っていた。 神の党は、破壊された一家屋に対して、日本円にして132万円(約平均年収の2倍の金額)を支払うことを約束した。(今のところ何軒かは知らない。でも破壊された発電所や道路や橋は別だが) 8月21日。イスラエルに兵器援助をしている手前、ブッシュ 米大統領は、レバノン政府に266億円支援を表明した。 (そんなことより、世界の警察官と自称してんなら、爆撃の最初の日に、それは違法だと断固、止めさせるのが筋だ。 長年イスラエルの後押しと武器援助をしながら、いまさら金で体裁をつけたとて、レバノン政府としても、本音を見破っているから、感謝なぞ誰がするもんかね。 その前日の20日、アラブ諸国連合が「レバノンを支援する」と発表している。 これは報道では伝えないが、アラブ諸国連合が、特にイランとシリアがこれまでも、レバノン内のヒズボラ(神の党)に内緒で支援していたことを、物語っている。 アラブ首長国の金持ち達も、アメリカには気を使いながらも内緒で支援しているようだ。 この対立の巨大化を防ぐには、イスラエルは領土拡大などはもってのほか、一部、領土をパレスチナ人に返して、大人しくなるしか御座るまいぞ。 ▲
by hiratomisinzo
| 2006-08-22 02:45
| 宗教
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40歳の21年前に家族に遺言している。 その時に遺骸は解剖に出す手続きもした。 別に医学に寄与したいから、とかの理由でもない。 そうしておくと、大学の医学部がバラバラ刻みの解剖の後は、焼き場で燃やして骨灰にしてくれて、多摩霊園の行き倒れなどで死んだ人達の、団体さんと一緒の墓へ葬ってくれるからです。 骨灰は別に墓に入れてくれなくとも、そこら辺の林などの中にバラ蒔いて、木の燐サン肥やしになれば仕合わせなのだが、ま、法律上そうは行かないから仕方がない。 本当はアメリカインデアンにもあったように、遺骸を大きめの木の股に括り乗せて、そのうちに鳥が啄ばんでくれる「鳥葬」が好みなのだが、現代はそんな贅沢はムリだから仕方がない。 とにかく解剖は、火葬代も要らないし、墓もいらないし、 どこでノタレ死にしょうとも、手続証さえ身につけておけば、遺体処理がOKだから有難いことで、いつも、心の旅人の私には合っている。 墓が要らないというのは、父の墓が天理教の墓地にあるが、特例の年祭行事などの時はともかくも、個人として墓参りをしたことがないからです。 15.6年前にお袋が死亡して、父の墓へ納骨した。 誰よりも敬愛する母、私などは死ぬまで超えられない部分を持っていた母だが、 この15.6年の間に天理を10回ほど通り、墓地の五百メートル先も通ったが墓参りはしたことがない。 別に墓を否定するわけではありません。作りたい人は生前からデカイのを作っておくもよしです。 でも私にとっては只の石の物体で、死亡記念碑でしかありません。 それに、私にとって母は、過去の人ではないのです。 あの天下無類の柔和な、しかし、どこか厳しさのある慈眼で、いつも観られいるように自分が、感じているからです。 今でも時々、母とアレコレと会話をします。 ときに大笑いし、時に目頭が熱くなります。 「親孝行したいときには親がなし」というものです(^^)。 そして平和を希求した母の精神に呪縛(^^)されております。 相手は私の心の中で「生きて活動」しおりますので、 まだまだ、墓参りどころのサワギではないわけです(^^)。 私が自分の墓が要らないのは、そんな事情もありますが、墓つくりは今、現在、日々が自分の墓作りだと考えているからです。 それにしてはお前、大した生き方はしておらんのう、言われると思いますが、ま、その点は、生来の凡俗の徒ですから、ご容赦のほどをば(^^) ▲
by hiratomisinzo
| 2006-08-21 00:23
| 日々思うこと
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死にもせぬ 旅寝の果てよ 秋の暮 夏衣 いまだ虱(シラミ)を とりつくさず あら何ともなや きのうは過ぎて ふくと汁(フグ鍋を食べたのだろう、、) 芭蕉 うらうら ほろほろ 花がちる なければないで、さくら咲き さくら散る 山頭火 ▲
by hiratomisinzo
| 2006-08-20 15:51
| 日々思うこと
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イラクの子供達 私がこの国の少年で、親、兄弟、親類を爆死されるという経験をしたら、、、。 深い悔しさから逃れることは出来ないだろう、、。 理不尽な、大国への憎悪から、脱することは難しいだろう。 なんと悲しいことだ、、。 そして、民族の誇りと、自分の誇りも守らねばならない。 そのためには、イスラム原理主義に走って行くのも理解できる。 しかし所詮、大国には適わない。 大国の横暴、キタナイやり方が、まだ続くとする。 それでは爆弾を隠し持って、テロリストになるしかないではないか、、、。 アメリカ=イスラエル=イギリス各政府やり口は明らかに、イスラーム世界に「暴力の連鎖」、テロリスト予備軍を産み出している。 米英よ、もう、利権拡張から手を引きなさい。 「欲を掻けば世界の迷惑、あなたの不幸」 イスラエルの敬虔なユダヤ教徒よ。あなた方だけが「神に選ばれし民」ではない。 勝手な思想に拘泥しなさんな。 そしてこれ以上、他国への侵攻はやめなされ。 たとえ、米英が非難しなくとも、 あなた方の「神との契約のカナンの地の奪還シオニスト運動」は 世界に反イスラエル思想を拡大するだろう。 1982年、 イスラエル国防軍はレバノンにいるPLOを爆撃したから、反イスラエルの神の党、ヒズボラをレバノン国内に生産拡大したことは事実ですね。 イスラームは今世紀東南アジアにも拡大しているのですぞ。 「欲を掻けば周囲の迷惑、あなたの不幸」 レバノン人や、パレチスナ人も(あなた方に土地を取られて、難民でない人々でも、月に3・4千円の貧しい暮らし)あなた方と同じ人間。 ましてや元来は、同民族の筈。 いい加減にさらしなされや。 ▲
by hiratomisinzo
| 2006-08-20 03:30
| 宗教
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人は必ず死亡します。生き物は必ず滅して原子に帰ります。私もいつも「滅」を覚悟して生きたいと思っています。 ソクラテスは「哲学は死の稽古(リハーサル)と言っています。 でも命ある限り自分を生かしたいと思っています。 栄西が開山した、臨在禅の博多の聖福時に、江戸後期「仙崖」という住職がいました。 仙崖は禅味漂う絵を描いたり、 ![]() ![]() 権力におもねることを極端に嫌って、終生、黒の麻の袈裟で過ごし 絹の紫衣などは本山妙心寺の命令でも無視したり、 時の権力者の黒田の殿様が、領民よりも、菊の花を愛でてばかりいるからと、花の頭をすべて切り取ってしまって、お上に藩政について再考をせまったり、 博多の豪商が揮毫を頼んできた時には、 「おごるなよ 月の丸さも ただ一夜」 を与え、どの時代にもありがちな、成金の増長満を諫めたり、 また、俳句の宗匠をしていた人が所有していた 曲玉が欲しくて、ついに、無理矢理手に入れて、その代わりに、猿の画を描いて(自分が背の低い猿面で「猿の干物」とあだ名されたから)次の賛を書き与えました。 「曲玉を さるほどに おしむなら かわりにやろう おれが金玉」 そして「老人六歌仙」を残した洒脱な和尚です。 1、 しわがよる、ほくろが出来る、腰まがる、 頭がはげる、ひげ白くなる。 2、 手は振う、脚はよろつく、歯はぬける、 耳は聞こえず、目はうとくなる。 3、 身に添うは、頭巾、襟巻き、杖、眼鏡、 たんぽ(タンポ槍の先のような肩叩きであろう、、)をんじゃく(防寒用の暖めた石)しゅびん(溲瓶、トイレが近くなるから、小便ようの瓶であろうか)孫の手。 4、 聞きたがる、死にとむながる、愚痴になる、 出しゃばりたがる、世話やきたがる。 5、 くどくなる、気短になる、淋しがる、 心はまがる、口よだれくる。 6、 又しても、同じ咄しに、子を誉める、 達者自まんに、人はいやがる。 88歳まで長生きした彼の臨終の枕頭に弟子が遺訓を求めたとき、和尚は 「死にともない、死にともない」 と書きました。 驚いた弟子がさらに乞うと、その文句の上に 「ほんまに、ほんまに」 と書き加えたといいます(^^)。 常人がこう言うのは簡単です。 長く厳しい修行を果たし、周囲からもそれを認められていた人の、遺訓です。 これもまた、深い悟達の境地なるかなと思います(^^) しかしこれらの仙崖一連の言葉は逆に、なまじの悟りへの批判と、死を常住受け入れてきた、生死を超えた、怖いものなしの覚悟と、スゴミを感じませんか。 ▲
by hiratomisinzo
| 2006-08-19 01:59
| 宗教
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15.6年前のことでしたか、67・8歳くらいのカトリックの神父さんと知り合いました。 マドリッドの神学校を出て5年目に日本へ来て、様々な活動の後、〇〇大学でスペイン語の教授もされた方でした。 当時その神父さんは、ある精神病院へ、私と同じく、患者さんの、ケアに来ていて、そこで知り合ったのでした。 さすが物腰や眼の表情に高邁な人格を覚えました。 神父さんが私に「宗教はなんですか」と聞かれるので、「ま、特にありませんが、一応ブッデストですが、、」と答えました。 ある日「教会のミサに来きませんか」と言われました。 翌日ミサに参加して12.3人のマドレ(修道女)や信者さん方と同じようにして厳粛な祈りをしたり、サンビカも唄ったり、聖書を復唱したり、お話もききました。 終わってから「私の部屋にきませんか」と誘われました。 私は「はい、有難いことです、私も神父様にお聞きしたいこともありますので、」 と神父さんの一人部屋に案内されました。 質素な部屋で、遠くスペインから来て、もとより独身で、神一筋に生きて来られた人間の重みを感じました。 お茶を頂きながら、近頃の日本は心の病が多くなったなどの雑談の後 「仏教の極意を言ってください」といわれました」 私は「人間の本性に気づくことで、利他を楽しむものですが、まず、生きとし、生きるものは必ず死ぬ、滅するもの、という道理を知ることでしょうか」と答えました。 神父さんは「確かに現世では一度滅びます。でも、霊魂は残りますよ」と言われました。 私「はい、悪しき行いをすれば地獄へ、よき行いをすれば神の国、天国へですね」 神父「はい天国へ直接行けるような人はなかなかに難しいものですが、、」 私「とすると地獄へ行く人が圧倒的に多いのでしょうかねえ、、」 神父「、、、、、、、、」と、遠くを見ておられました。 私「ところで神父様、地獄ってどんな世界ですか」 神父「苦しみに満ちた世界です」 私「天国ってどんな世界ですか」 いつもが楽しくて平安の世界ですね」 私「食べ物はたくさんあるのでしょうか。空気もきれいなのでしょうか、、。」 神父「それは何も不自由のない世界ですからね」 私「食べ物はどこで食べるのでしょうか。きれいな空気はどこで吸うのでしょうか、、」 神父「、、、、、、、霊魂には、、口や鼻は、私はないと思います」 私「、、では、眼も耳もないとすると、当然、顔や手も足もないわけですねえ、、」 神父「そう思います」 私「、、ではどの部分で、どのようにして、地獄の苦しみや、天国の快美さを味わうのでしょうか」 神父「、、、、、、、、、、、」 私「ところで神父様、霊魂は固体ではないわけですね」、、 神父「そう思います。 私「では液体でしょうか?それとも気体でしょうか、、?」 神父「私は気体だと考えています、、」 私「水蒸気やガスや煙をみても解りますように、気体も、原子は細かな物質なのですが、その微細な原子物質として、平安を感じるのでしょうか。 地獄でも原子物質として様々な痛苦を感じるのでしょうか、、、」 神父「私は人間ですから、そのような神様の世界のことは考えませんが、霊体とだけしか答えられません」 私「霊体とはいかなる存在なのでしょうか」 神父「それは人智の及ばないところです。私はただ聖書の神様を信じる、ただそれだけです」 私「そうですか、、」 「ところでカトリックの極意はどういうものかお教えてくださいませ」。 神父「愛のこころを持つということです」 私「イエス様のように成るということですね、、」 神父「いいえ、イエス様は神の一人子ですから、イエス様のようには、私たち人間にはなれません。 私「本当の「復活」とは信者が、その人なりに、その人なりの環境のなかで、イエス様の精神を受け継いで、活動することと思うのですが、、」 神父「イエス様は、「この世の終わり」に復活(よみがえり)されて「最後の審判」をなされます。私はそうに信じています」 私「なるほど、、、そうですか。わかりました。 今日は本当にどうもありがとうございました。」 と丁重にお礼を申しあげて帰った。 日本のキリスト教は権力を持ったこともなく、また権力と結びつかなかったことから世界一ましです。だから宗教の中ではボランテア活動が盛んです。 でも、古い神父さんの中には、こんな考えかたの方も、まだ、まだおられて、信じることとは、その時点から思考を停止してしまう、姿を表しています。 なぜか?。 昔から、それ以上考えたら、聖書と合わないから、異端とされて「教籍」を剥奪されて、組織から追い出された歴史があった伝統のためでしょう、、。 今はともかくも「教籍剥奪」は市民からも相手にされず、乞食のような道しかないものでした。 私はキリスト教を貶す者ではありません。 全宗派が、本当のイエスの思想に立ち戻ることを願っているのです。 ▲
by hiratomisinzo
| 2006-08-17 16:15
| ソクラテスの孫弟子
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