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ピンクのワンピースに、茶毛のカツラをつけた森氏を、車に乗せて吉祥寺の飲み屋街へ行った。 駐車場に車を置いて、ワシは森氏から14メートルほど距離を取って尾行する。 しばらくすると、森さんが中年のサラリーマン風氏男と、立ち止って何か話しのヤリトリをしている。 そのうち森氏が男の腕に自分の手をからませつつ一緒に歩いて行きおる、、。 エラク交渉が早いが、、、と尾いていくと、一緒にラブホテルへ入って行きおった。 で、、、ワシは劇画の仕事をするため、アパートへ戻った。 翌日、森氏のマンションへ行って昨晩の話しを聞いた。 中年のおじさんは、ラブホテルの中へ入って、シャワーを浴びて出て来て、ベッドに衣類をつけたまま品をつけて座っている森氏を見て「なんだ、お前はオカマじゃないか」と、ムム!とした顔をしたそうな。 声も顔もオナゴとは違うことは、はじめから、感じていても、男たちはそう言うのが、常であるらしい。 でもホテルへ入った限りは出るときは、休憩料がかかる。 どのみちなら、何か少しでも、いい気持ちにならないと、つまらん、テナことで、 挙句はズボンを脱ぐから、そこを森氏がパックン!オシャブリ。 そしてやがて男のミルクは森氏の喉の奥へというアンバイ。 (気に入らない男のミルクはテイシュへ出して口を拭き取るらしいが) 翌日も、森氏の運転手として吉祥寺に飲み屋街へ行った。 森氏を尾行してから8分で、どこかの酔い男が森氏に引っ掛かって、ラブホ行きの大成功。 翌日話を聞くと、森氏が中のトイレで、ついつい、立ちションをしてしまったらしい。 すると男が「何だ~?!お前男じゃねえか~~。」 と、睨んでの怒り顔。 森氏すかさず「こんないい女をつかまえて、ナニ言ってんのヨ~(^^)」 ココに、こんなんに、いい気持ちのオマOコもあるわよ。 さあアンタも脱ぎなさいよ」 テナことを言って共に下半身裸状態となり、森氏、用意のローションを左掌にタップリと塗りタクッて、男のナニを掴み、上手にシゴキ廻す。 そして次に、そのままそれを自分の玉の下辺りに持っていくと、男女の正常位の形となる(この時森氏のナニはボッキして痛いけど、右手で掴んで、尻穴の近くへ折り曲げておくという。 コレを「掌マOコの技」というらしい) 男はどうやらオナゴとしているような、、そんなサッカクにもなってくれて、そのうちに「フン、フん、、」となってくれて、発射OKという次第。 この後も2回ほど、森氏の運転手兼尾行役をやったが、例によってやがて酔客が引っ掛かっての、ラブホ行き。 オカマと知りつつも、(ま、本意ではなくとも)ボッキ出来る男達が少なくないことを認識した。 ココで、ワシの実験観察は幕を閉じたのだった。 森氏と知り合ってから、一ヶ月以上も経ったときには、森氏を始めその友人のゲイ氏達7・8人からも、著名人のゲイや芸能界のゲイについて、詳細に聞いていたり、 また50人に一人には先天的ゲイがいることを確認出来る資料などもあったりで、ゲイについては、もう何も驚くことがなくなっていた。 また総じてホモビトは繊細で優しみのある人物が多いことも認識していた。 2ヶ月も経つとモヤの中のような頭の中が、明確に整理されて、スッキリとしていた。 ゲイを男と見るから、ワケが分からなかっただけ。 ゲイの人は、身体は男であっても、心の中は女性なのだと考えると、そこに何の矛盾もないことと認識した。 この原因については、後天的な事情もなくはないが、多くは受胎した時の染色体の異変作用かもしれないなどとの学説もあるらしいが、、、。 ゲイは芸に通ず(^^)昔から、芸術方面で名を残した人にゲイが多いようだ。 いずれにせよゲイ文化は有史以来からあるようだ。 先進国の文明だけでなく、自然と共に素朴な暮らしをしている先住民のなかにも、その事象があるとの報告もあるようだが、、。 人生って面白いもの、森氏はその後、吉祥寺遊びなどの経験から、すっかり女装にハマッってしまい、田無駅から4っつ目のアパートへ引っ越して、その町で女装ママとなってスナックを経営した。 地元で評判となり、たちまち固定客がついて大成功だった。 その3年後、体調を崩して、故郷の実家のある県へ、自分の店で知り合った若い愛人(ホモではないが、体の関係はある、また彼O氏は森氏を「ボクの人生の恩人なんです」と尊敬していた) を連れて帰り、 義弟として、アパートで同居して、その後、ラーメンも出す定食屋を経営した。 森氏の料理の味は、ほどなくトラックの運転手さんや近隣までに響いて「店は繁昌しているヨ」という電話が幾度かあった。 そのうちに病は、寝たり起きたりの状態となり、味付けだけをして、店はO氏に任せるようになったようだった。 そして3年前、ワシへ、義弟のO氏から涙声での電話があった。 「森さんは入院中、よくとみさんの劇画の単行本を同室の人達に見せたりして、この人、ぼくの友達でしてネエ、、」ナンテ言ってましたが、 4日前、急に容態が悪くなり、昨日他界しました、、。」 享年59歳だった。 最後に森氏がオカマキライなワシによく言った言葉を述べておきたい。 「人間、男に生まれたら、女を好きになれて、女に生まれたら、男を好きになれるのが、自然なことで、何よりもの仕合わせなことヨ(^^)」 「とみさん、アンタはアタシにツメタかったけれど(^^) アンタは幸せな人なのヨ。」 完 #
by hiratomisinzo
| 2007-03-22 17:10
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Comments(2)
「ホモセクシャルについて」 を連載すると急に、アクセス数が減った。 「そんなヘンタイのことは、知らんわい。」 テナものなんでしょうか、、、。 でもワシのように身近にその実状を知ったら、コレは驚きものでしたぜ。 貴殿の父や兄弟など、今までこの人間は女好きだったと、堅く信じてきた筈なのに、ある日、何かの理由から、フト、とある娯楽的集会へ行ってみると、そこに女装して、オカマ言葉を話す人がいる。 ヘエ~~、ここはオカマも来ておるのか、、、、と思いつつ、よく見てみたら、何んと誰あろう、実は貴殿の 父か、兄か、弟だったのです。 もとより貴殿の兄も弟も、結婚もしているのです。 私にはそれに近い、ショックな出来事でした。 だから、長い期間、頭が混乱したものでした。 しかしワシにも思い出はあった。 26歳の時、車で編集者にアレコレと連れられて、いつの間にやら、新宿の繁華街に自分があった。 フト、一軒のバーから、32.3歳の化粧の濃い女が出て来て、道路脇でビールのビンを整理していた。 ワシは「ホウ、エエオンナやの、、」と立ち止ったら、連れの編集が「ダメだよ!とみさん。あれはオカマですよ」と言って、袖を引っ張りおった。 でもワシは、何やら、オモシロそうで後ろ髪を引かれつつ、ムリヤリそこを立ち連れ去れた経験があった。 (その後に分かったことだが、そこは新宿の二丁目だった。昔はもっとゲイバーが花盛りだったヨと、森氏が懐かしそうに言った) もし、そこの店に入って、あのオカマ姉さんから、ウマイことを言われて、誰も見ない処で、ズボンのチャックをハズされて、パクリンとヤラれていたとしたら、どうなったのかと、思う。 おそらく、ワシのその後のように、未だ「オナゴ様専門漬かり頭」では、なかったから、発射まで、イッテいたと、想像でき得る。 さてその記憶からも、ワシは森氏に実験してもらうことにした。 まず犠牲シャは当時、劇画のアシスタントをしてくれていた、大学3年のK氏。 K氏は去年はじめてソープランドでオナゴを知ったという、どこから見ても、真面目な男だが、3年前、道路脇に誰かが、洗濯して干した、女のパンテイを盗んだこともあると、自戒で白状しおった、いわばオンナ好き人間。 女装子のホモ森氏の話をつけておいたあと、ある夜K氏を、森氏のマンションへ連れて行った。 森氏は派手なカツラをつけ、口紅コッテリと化粧して「あ~~~ら、いらっしゃ~い。アタシOO子~。初めましてエ~~(^^)」などと言って、何かと、もてなす。 (森氏はもちろん普段は普通の男性で自分のことをオレとかボクと言っている。 会社などの関係者と下ネタ話になっても、ソープへ行ったとか、女としたヨ、とかの話は適当にしている人物。 その世界ではこういうのを「隠れホモ」と言うらしい) ワシは紹介だけする形ですぐにマンションを去って、仕事場のアパートで待機していた。 1時間ほどしてK氏が戻って来た。 どうやったか?と聞くと 「、、森さんが、ぼくのジーパンを脱がしまして、、、、、」と顔を赤らめおる。 で?イッタんか、、。 「イキました、、ヨ、、」 「で、どうやった?正直に聞かせてくれヨ、、」 「初めは少し気持ちワルイと思ったけれど、ダンダンよくナッテきて、イってしまいました、、」 「そんじゃあ、溜まってきたら、また行ったらええがな(^^)」 「ウ~~~~~~ン、、、、」 「イイヤ、、、止めときます、、。」 「何でやね、、」 「だって、、もし、クセになってしまって、自分が森さんのようなホモになっては困まりますから、、、」 テナアンバイだった。 三日後、K氏の大学の友人O氏も噂を聞いてはるばるとやって来たので、その夜、森氏のマンションへ連れて行った。 O氏は長い時間居て、まんざらでもなく、2回発射したという。 後日、ホモの森氏は言う。 「Oちゃんは時間が出来たらまた、来ます、て言ってたよ(^^) でもあ~いうコは、ホモにはなれないのヨ。「オカマ遊びも出来る」 っていう形なわけでネ、、。そういうのを両刀使いっていうのヨ」 「あくまで、アタシみたいな、美人オカマにも、拒絶反応が起こってしまうアンタ(とみのこと)って、不自然で、珍らしいクライなのよ。」 「自分をある種のワクに填めているだけ、それだけのことなヨ」 テナこと言いおる。 で、その後、この森氏をダシに使って、男達のオカマ遊びの実態実験調査を思いついた。 そして、舞台衣装みたいにハデハデ女装をした森氏と二人で、夜の吉祥寺の繁華街へ繰り出すこととなった。 森氏としては「またノンケの、おミルクが飲めるわワネ♪」とワクワク大乗り気。 (のんけとは、その気のない、所謂ホモではない男のこと) ホモセクシャルについて その(6)へ続く #
by hiratomisinzo
| 2007-03-20 19:51
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Comments(3)
テレビなどで見ていても、ホモ子さんたちは冗談が上手い。 田無でのこのホモ子さん達の集会でも、冗談の言い合いで、座には笑いが絶えることはなかった(私には他愛ない内容なので、だんだんと飽きがくるものの、、) そのうち、酔い加減のマリコオッサンがワシのズボンのチャックを開いて、ワシのナニを取り出そうとしおる。これがまた、シツコイ。 しかし、人間探求取材としては、この如きは何てことはない。 エエイ、かってにさらせい。 と放っておくと、マリコのやつ、ナニを引っぱり出しおった途端、みんな急に黙って、じい~~~とワシのナニ見物。 仲田氏も流し目に顔を近づけてワシのフニヤチンを観ている。 どのミチなら見事にボッキさせてやりたいが、いいオナゴがいないと、ワシダメ。 手でナニを掴んでいるマリコは顔を近接してきて、今にもシャブリ付きそうなアンバイ。 流石のワシもそれは、仲田氏以来もうイヤだで「ま、もう、いいでしょうが」座り直してとチャックを閉める。 でも、まだマリコや柔道の1氏などが、ワシのベルトを緩めて、ジーパンをメクリさげてワシのケツ辺りを見ようとする。 「オラオレ、ケツ辺りなら幾らでも見んしゃい!」と言いつつも、余りシツコクめくられては、やはりチト「ムカリ、」とする。 そこで友人の主催者の森氏がすかさずトイレに行く振りをして、台所の入り口から、ワシに、 オイデ、オイデの手を振っている。ワシもトイレに行くふりをして森氏に近か寄ると 「ホモの撃退法は簡単よ!アンタがお姉さんになればいいのよ(^^)」と言う。 席に戻っても、まだ、マリコはシツコクワシのジーパンを剥がしたがるで、すかさずワシ、手の平を頬につけて、女声を出して「いや~~ん!やめてえ~~!」 と一発やってコマスと、マリコオッサンも1氏も、ゾッとしたように、飛び離れて瞬間蒼くなりおった(^^) 森氏などは「女はアタシはダメでも若い女の体は、やはりキレイで美的に思う」と言うが、 マリコなどは、アノ腰の線は「気持ちがワルイわね」と言う。 夏の満員電車などで自分の腕が、女の腕の素肌に触れただけでも気持ちが悪いという。 まあ、ワシが男の、それも毛深いヤツの腕に触れたようなもので、その気持ちは分かるが、、。 自分が今、ワシを男と思っているからこそ、カマっているのに、瞬間でも、女のように感じると、気持ちワルクてコワクなるという道理である。 しかし座での話は「笑い」ばかりではない。 サラリーマンの柔道の1氏(結婚して子供は二人)も、よく嘆く。 奥さんとのナニのことが原因、 「妻とのSEXは月に一回と決めているのです。僕は妻を誰よりも愛しています。 でもその時は好きな男のことを考えて勃起させるわけです。 それで終わったら、夫の役目を果たせたのだと、ホットします」 「でも翌日から辛いのです。また一ヶ月後にシナければならないのか、、と思うからです。 半月経つともっと、辛くて憂鬱になります。 あと、半月後には妻としなければ、、と思うからです。 四日前とかになると、さらに苦しい日が続くものです、、。」 「こうして、ホモであることをバレないように、秘かに気苦労な日々なんです、、、。」 それに続いての51歳の(2)氏の言。 「ボクは一男3女の長男ですが、実家の母から「ワタシの生きている間にどうか、内孫の顔を見せておくれ。だから結婚しなさい、しなさい」と未だに言われ続けているよ、、、。 でも(1)さんのように辛さが増すので結婚はしないのです。 けれども今、ダンナさんを亡くした47歳の女性に大山ネズの宗教に連れて行かれたことから、親しくなって、相手のその女性はボクに「あなたと結婚してもいい」と、言ってくれているのです、、、。 ボクももう51歳、、、近頃、子供連れの夫婦をみると、 「ああ、、、やっぱり、あの姿が本当なのだなあ、、とつくづくと思うのよ、、。 だから来年当たり、その女性と一緒に暮らそうと思っているのヨ、、、。」 すると森氏が笑って 「(2)子。アンタには、それ、無理。そんなことは十年前から言っているじゃない(^^) アンタには無理なのよ。アタシが保証するわよ。諦めなさ~~い(^^)」 テナ会話もあった。 その(5)へ続く #
by hiratomisinzo
| 2007-03-17 18:52
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当時ワシと同じ歳の森氏の言う 「アラ、お姉さんパーテイよ(^^)」 という、ホモさん達のパアーテイは、週に一度、4度ほど続けられた。 その度にワシも「是非ぜひ来てよネ!」と招待された。 さらに見知らぬ39歳の仲田氏や、41歳のマリコ氏も加わっていた。 仲田氏と初めて会った時、チラとワシの顔を見ただけで、あとは、オチョボ口にして、ツンとオツに構えて、お上品にチョコナンと女座りで取りスマしている。 まるで美人お姫様のような御態度、、。 でも顔はアバタの多い丸ポチャで、人並み以上の濃い髭を青く剃った、ただのオッサンでしかないが。 兼ねてから、主催者の森氏が言うには、この服飾デザイナーの仲田先生氏は、自分が「ニューハーフ」であることに大変、誇りを持っているとのこと。(他の人達と違って、自分を「ホモ」とか「オカマ」と言わない。 所作動作は、指先まで、女よりも女のものだった。 皆から「マリコ」と呼ばれる氏は、元は新宿などの夜の繁華街へ女装して出掛けては、酔客相手に流しの売春お商売をしていたが、何度か、警察に「道路交通違反」で逮捕され、(売春オカマの場合は売春女性とちがって、道交法違反となるとの由) その挙句、そんな男騙しの稼業にイヤ気が差してヤメタという。 現在は、オカマバーに勤めているという丸顔で短髪のやや太めのオッサン。 酒の飲みすぎか、腹はブヨブヨ太鼓腹。 マリコはワシに、ボクがホモになってしまったのは小学生の時に、両親が借金苦のために共に首吊り自殺をしていた、辛くて悲しい姿を眼前に見た時のショックの原因もあると言う。 しかしマリコと付き合いの長い森氏は 「何言ってんのヨ、マリコ、アンタは先天的にオカマだったのヨ~~!諦めなさい(^^)」と、肩を叩いて慰める。 オツに構えたオスマシ姫君オッサンの、服飾デザイナーの仲田氏もだんだんと、ワシへのお気取りも脱けて来て、ワインの酔いとともに、オチョボ口で話し出してくれた。 彼(イヤ、彼女カナ、、?)の楽しみの一つは、オシャレして(男装)街中を歩き、フトわざと路上にハンカチを落とすそうな。 その時、まあ、誰も拾ってくれなくとも、自分で腰を曲げて手を伸ばして、ハンカチを拾う。 その時に「自分の丸いヒップラインが目立つでしょうから、後ろから、誰か人が見ているだろうと思うと、とても快感なのヨ」とややハニカミ顔の真面目顔で、のたまいけり。 そんなオッサンのケツ、誰が見るかいナ、と思いつつも、ワシ、内心ショックで(汗)。 そういえば仲田氏は小柄で撫で肩で、尻がタップリと大きくて女のような体つきである。 この仲田氏はもちろん、故郷でも、家族にも、ニユーハーフであることを公然として、憚ることのない人物である。 そして「でもワタシには子宮が無いのがザンネンなんですがねエ、、(^^)」と言う。 ワシは秘かにこの人が本当の女性ならば、実にヨウチョウな女になっているだろうと思った。 だが、ホモ子さんだからこそ、余計に女らしく振る舞う「根」があるのかもしれないが、、。、 その(4)に続く。 #
by hiratomisinzo
| 2007-03-17 00:05
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何でも偏見無く、覗いてやろうという旺盛な好奇心には感動しました! 禅でいう「全てのものを払拭して物を見る」ということは、なかなか僕のような凡人には出来るものではありません。 人は、自分たちの周囲だけ(あるいは、好ましいと勝手に解釈している) を正気だと捕らえがちですが、その真実は正反対のところにある場合も多いと思います。 およそ、常識とは同時代にも各民族間で大いに違い、時代を超えてはなお更のことです。 それを、理解できない(あるいは、そうしようとも思わない)事象が戦争まで引き起こすのです。 今では考えられない事ですが、中世の貴族のトイレは、使用人のいるところで庭の片隅でした。 今、そんな事をすればどうなるでしょうか・ とのコメントのヒコ氏へ。 イエ、私はナンデモ、物見ダカイだけです(^^)でも、 「それを、理解できない(あるいは、そうしようとも思わない)事象が戦争まで引き起こすのです。」との言葉は、 大変重大な意味があり、また、有史以来の人間の課題でもありました。 そんな思いも込めての、こんな連載となっちまいました。 #
by hiratomisinzo
| 2007-03-16 21:22
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